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鋳鋼製品の荒加工指定によるリードタイム短縮事例

2019.01.18

Before

鋳鋼鋳込み後 改善事例
鋳込み後の鋳鋼製品

鋳鋼・鋳物製品の調達時には、業界内の慣例として、荒加工の手配は調達側が行うことが一般的です。荒化工までの一貫生産に比べると、鋳鋼素材納品後の荒加工発注の手間や、総合リードタイムが非常に長く掛かってしまいます。

After

荒加工後の鋳鋼製品
鋳鋼製品の荒加工設備(ターニング)
鋳鋼製品の荒加工設備(中ぐり)

鋳鋼製品の荒加工設備(中ぐり)


鋳鋼製品のPT検査

このような場合は、荒加工まで完了した上で調達できるように、生産先および生産依頼を行うことが重要です。荒加工まで一貫して加工、管理可能な鋳鋼・鋳物メーカーを選定し、どこまでサプライヤー側で保証するのかを発注時に明確にしておくことで、情報連絡や製品輸送、品質確認の工数が減り、リードタイムを短縮することができます。製品にもよりますが、多くのケースでは1週間以上リードタイム短縮の効果があります。

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