鋳型を作るに当たり元となる原型。完成品の形状が基本となるが、凝固収縮や押湯の配置など方案によって設計された図面を基に製作される。
基本はその名の通り木で製作し、半永久的に使用するが、近年は発泡スチロールで製作する使い捨ての発泡型の使用も増えてきている。
発泡型にも発泡スチロールをそのまま成形し1回のみの使用となる通常の発泡型と、表面をコーティングすることで数回の使用に耐え得る強化発泡型がある。
又、発泡型を鋳型内に設置したまま鋳湯し、発泡スチロールと溶湯を置換する消失模型鋳造法も近年広まっている。
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