鋳物の中空部(バルブにおける流路部等)や穴等を作る時に鋳型(主型)とは別に作製し、主型に付着させる型。 芯または心型とも呼ばれる。
中子は多くの場合大部分が溶湯に接し、包まれる為、高温に耐え得る耐火性や溶湯圧力に耐え得る強度、溶湯が凝固する際の凝固収縮を阻止しない可縮性等の様々な条件が求められる。
中子は主型に設置し、支える部分が必要であり、これを巾木(幅木)と言う。 巾木は中子に位置を保つだけでなく、中子の中に発生するガスの通り道として鋳型から外に放出する役割も持つ。
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