鋳造品を製作するにあたり、良質な鋳物を得る為の設計図。
単純な形状だけでなく、鋳込み後の作業性や加工条件、検査仕様などを考慮したうえでより良い鋳物となる様な鋳造姿勢、割り面の選択、湯口系の設定、押し湯や冷し金の配置等が求められる。
それぞれに一般的な知見として得られている計算式があるが、鋳物作りは環境面に左右される部分も多く、一般論に頼るだけでなく自工場の環境や条件等を把握して方案する必要がある。
近年では凝固シミュレーションソフトも発達し、より精度の高い方案が可能となっている。
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